今回は国立歴史民俗博物館の口コミ・評判を調査しました。
国立歴史民俗博物館が「怖い」との声はなぜ?
国立歴史民俗博物館で検索するとなぜか「怖い」といワードが出てきます。
博物館で怖いところがあるのかとても不思議ですが、たしかに調査を行うと恐怖を感じてしまいました。
早速調査した内容をまとめました。
今回調査の対象となるのは、千葉県にある国立の歴史民俗博物館です。
国立ではない歴史民俗博物館は全国にたくさんありますので、混同しないように気をつけて下さい。
国立歴史民俗博物館の怖い理由1:人形が怖い
怖い理由を調べましたが、国立歴史民俗博物館に展示されている人型の模型がリアルすぎて不気味という声がたくさんありました。
国立歴史民俗博物館は、日本の昔の暮らしが再現されているコーナーがあり、そこには旧石器時代の農耕民族時代の弥生人や縄文人の等身大の人形や江戸時代の部屋などが当時の資料を基に造られています。
当時の文化などを学ぶにはもってこいですが、再現された人形は身長や顔つきなど細部までこだわって作られるため、ものすごく怖いです。
人形は一体だけでなく何体も並んでいる展示スペースもある為、まるで実際のその年代に迷い込んだ感覚に陥る為さらに怖さをますのかもしれません。
リアルな人形のほかにも、おもちゃみたいなサイズが小さいからくり人形や不気味な置物、またおそらくお祭りで使われたのではないかと思われる造形品が多数展示されています。
昔の書物やカルタなど並べてあり、紙の汚れやシミから歴史を感じるとともに何か重いものを感じてしまうようです。
昔の人が実際に触っていたものですし、良い悪いでなく気のようなものが発せられているのかもしれません。
そういった意味では民俗学的にはとても価値があるものがたくさんあります。
国立歴史民俗博物館の怖い理由2:妖怪がいる
展示品の中には河童の模型があり、かわいい感じなのかと想像していると、その期待は見事に裏切られるほどリアルな造形をしています。
また、過去には2019年7月30日(火)~9月8日(日)には「もののけの夏―江戸文化の中の幽霊・妖怪―」と題された特集展示が開催されました。
国立歴史民俗博物館には、幽霊や妖怪に関する書物や絵巻などが多く収蔵されています。
この催しでは、歌川国芳の「源頼光公館土蜘作妖怪図」など妖怪が描かれたコレクションが多数展示されていました。
歌川国芳は江戸時代末期を代表する浮世絵師ですが、ドクロの絵など独創的な作品が多く一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
展示時期を見ると、ちょうど夏休み期間ですので猛暑を避けるためにも国立歴史民俗博物館に足を運んだ家族は多かったのではないでしょうか。
国立歴史民俗博物館の怖い理由3:規模が大きい
国立歴史民俗博物館は国の機関が運営しているだけあって、とても施設の規模が大きいです。
一歩中に入ると外部から遮断された空間に感じる人が多いようで、ゆっくりとした時間が流れています。
しかし、展示品は衝撃的で思わず目を疑ってしまうものあり、破壊されている神輿が置かれていたりします。
昔、疫病などが流行ったときに、その厄を擦り付けて、川に流すといった時に使用した神輿のようで、インパクトがとてもあり見応えがあります。
他にも招き猫がこれでもかと並べられているコーナーがあり、愛好家にはたまらないのではないでしょうが、圧倒されてしまいます。
人が少ない時に入館された方の中には、「あまりに大きいので自分以外、周りに人が来館者が見当たらず心細くなる」と言ったコメントがありました。
また、館内に展示してあるリアルな人形などには、スポットライトがあたってあり、今にも動きそうだという声もあり、実際に子供が怖くてその場から動けなくたり、抱っこをせがむ姿があったそうです。
国立歴史民俗博物館とは
国立歴史民俗博物館は、千葉県佐倉市の佐倉城址公園内にある日本の民俗学や考古学など研究されたものが展示されている博物館です。
展示品は約9,000点で、関連資料も豊富に収蔵されおり。日本列島に人類が住みだした頃から、1970年代の高度成長後までの文化や歴史に触れることができる施設です。
また、博物館の建物の設計を担当したのは、東京芸術芸場やソニービルを手掛けた芦原 義信氏で、国立歴史民俗博物館も国内の優秀な建築作品に贈られるBCS賞を受賞しています。
国立歴史民俗博物館はどんな人に向いている?
国立歴史民俗博物館は、昔の生活を復元している展示品やジオラマが充実していおり、まるでタイムスリップした錯覚をおこすほど壮大な施設です。
常設展示の対象年齢は高校生以上になっていますが、子供も楽しめるコーナーが用意されていますので、家族で楽しめます。