今回は楽曲「にんげんっていいな」の口コミ・評判を調査しました。
にんげんっていいなの歌詞が「怖い」との声はなぜ?
一度は誰しもが聞いたことあるであろうこの楽曲がなぜ怖いのか?
恐怖を感じる要因を調べてみると、歌詞にありました。
この曲の歌詞を別の言葉に換えると、子熊が人間の子供を襲った曲になるのです。
にんげんっていいなはまんが日本昔ばなしのエンディングの楽曲です。
一緒に流れていたアニメーションがほのぼのしている為か、この曲を聞くとほのぼのとした情景が浮かびます。
本来の歌詞は子供が遊ぶ様子が表現されている楽曲で、特におかしな点はありません。
まずは、この曲は誰目線なのかを考えてみましょう。
この曲は「くまのこみていたかくれんぼ」で始まります。
この歌詞で分かるように、終始子熊目線で描かれている曲なのです。
そして、子熊が人間の子供を見てどのように感じているかの歌詞です。
一見すると動物が人間を羨ましがっているように見えます。
しかし、歌詞の言い方を別の言葉に変えると楽曲の印象がガラリと変わります。
実際に一番の歌詞を書き換えてみました。
くまのこみていたかくれんぼ→子熊が人間の子供のかくれんぼを見ている
おしりをだした子一等賞→子熊に気づかない子供がふざけてお尻をだす
ゆうやけこやけでまた明日→子熊がこどもを襲う(夕焼けは血をあらわしている)
いいな いいな にんげんっていいな→また人間を食べたいと思っている
おいしいおやつにほかほかごはん→良いものを食べているから人間も美味しい
子どもの帰りを待ってるだろな→急に子供の親の心境を察する
上の歌詞を見てわかるとおり、深読みするととても怖い歌詞になります。
親しみやすいメロディーに裏側にこのような秘密が隠れていたとは驚きです。
ただ、「おしりをだした子一等賞」の歌詞に関しては、なにが一等賞なのかわかりません。
もしかすると、子熊がどの子を襲うか考えて、最初に見つけた子に狙いを定めたことを表現したのでしょうか。
そう考えると、やはり恐怖の歌詞に見えてきますね。
しかし本来の歌詞のまま受け止めると、この曲はもちろん子熊がにんげんっていいなと羨ましがっている曲です。
にんげんっていいなとは
にんげんっていいなは、特徴のある歌詞とキャッチ―なメロディーで、一度聞くと忘れられませんよね。
歌っているのは中嶋義実・ヤングフレッシュです。
中嶋さんは元声優で、1995年公開のスタジオジブリ製作「耳をすませば」にも参加しています。
「まんが日本昔ばなし」のエンディングの楽曲で、1984~1994年の期間流れていました。
作詞山口あかり、作曲小林亜星、編曲久石譲という豪華布陣で作られた曲です。
最近ではテレ東で放送されている「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の番組内でも流れています。
まんが日本昔ばなしでは、にんげんっていいな以外にもエンディング曲は存在していますが、一番有名な曲です。
実は、一度他の曲に変わったのにもう一度にんげんっていいなに戻るという数奇な出来事がありました。
にんげんっていいなの良い口コミ
にんげんっていいなは有名な曲ですが、アニメのエンディングでリアルタイムに聞いていたのは30代後半から上の世代ではないでしょうか。
この曲が良いというのはわかりますが、どの部分に惹かれるのか気になりますよね。
実際のネットの声を調査し、以下にまとめました。
良い口コミ1:せつない気持ちになる
圧倒的な意見で多かったのは、「なんだかせつない気持ちになる」でした。
曲を聞くと、当時エンディングで流れていた夕焼けも一緒に思い出すので、懐かしいと共に子供時代のことも思い出すようです。
また、この曲を聞くと校庭や公園などで日が暮れるまで遊んだ、当時の気持ちに戻る人もいるようですね。
良い口コミ2:小林亜星の傑作
ヒットソングメーカー小林亜星さんの作曲能力の秀逸さを評価する声がありました。
小林亜星さんと言えば、日立の「この木なんの木」に代表されるように、誰もが一度は聞いたことあるCMソングを数々生み出している作曲家です。
その中でも、にんげんっていいなが一番良かったと推す人はとても多いです。
にんげんっていいなはどんな人に向いている?
もちろん子供のころアニメを見ていた方は、当時の気持ちに戻れますので、ぜひ聞いて頂きたいです。
幼い子がいる家庭ではご両親の子供時代を話してあげながら一緒に聞くことで、新たな思い出を作れるのではないでしょうか。