今回はCoccoさんの「強く儚い者たち」について調査しました。
強く儚い者たちの歌詞が「怖い」との声はなぜ?
強く儚い者たちの歌詞が怖い理由を考えました。
強く儚い者たちは、シンガーソングライターのCoccoが歌った楽曲で、本人が作詞を担当しています。
まずは、この曲がネット上でどんな風に怖いと言われているかをまとめました。
・ストーカー的な恐怖を感じる
・不倫の歌
・物理的でなく精神的に囲まれる怖さ
男女の関係を表した歌との認識ですが、単純な恋愛ものではないと感じている人が多いようですね。
歌詞を確認すると、「朝陽がきれい」「疲れた羽を癒す」などきれいな表現が並んでいます。
初めて聞いた時は、テンポが良いのと序盤のきれいな表現に名曲の予感がすると思われる方が多いのではないでしょうか。
もちろん名曲には違いありません。
しかし、中盤に差し掛かり「あなたのお姫様は誰かと腰を振ってるわ」と性的描写がありハッとさせられます。
もう一度歌詞を確認すると、きれいな表現だと思っていたのが違和感に感じます。
男性が主人公の物語
ネットを調べてみると、強く儚い者たちは男性が遭難して、その島の女性に取り込まれる様をあらわしていると考察している人がたくさんいます。
歌詞の一文に「人は弱いものよ とても弱いものよ」とありますが、これは男性を誘惑する言葉です。
そして「人は強いものよ とても強いものよ」は、男性が残してきた女性はあなたがいなくても生きていけると未練を断ち切るように囁いた言葉です。
さらに「人は強いものよ そして儚いもの」は、誘惑に成功したあとのセリフに聞こえます。
他にも「私の部屋にいらっしゃい 甘いお菓子をあげましょう 抱いてあげましょう」など歌詞を聴けば聴くほど意味が怖く感じます。
JAL「ハワイ島キャンペーン」CMソング
そしてなにが怖いかというと、なんとこの曲はJALのCMソングでお茶の間に流れていた事です。
確かに心地よいメロディーですし、歌詞には「宝島」や「飛魚のアーチ」など非日常を感じさせる文もありますが、歌詞の内容を考えると旅行会社のイメージソングには合わない気がしますが。
また、カラオケでもよく歌われる人気曲ですが、歌っている人を見るとなにかあったのかなと変な勘繰りをしてしまう楽曲でもありますね。
強く儚い者たちとは
強く儚い者たちは、1997年11月21日に発売されたCoccoのメジャー2枚目のシングルです。
Coccoの代表曲で、最大のヒットソングになりました。
現在のCoccoは、シンガーソングライター以外にも、絵本や小説、エッセイの執筆など多才に活動を行っていますが、強く儚い者たちはまさに独特の感性と個性が詰まった曲としてリリース当初から高い評価を得ている楽曲です。
2022年には、デビュー25周年を記念して強く儚い者たちの新たなMVが製作され、「ANNIVERSARY ver.」と「DANCE ver.」が公開され話題となりました。
これまでに、多くのアーティストが歌い、カバーしている名曲で、昨年も資生堂のCMでカバーされたものが起用されるなど、25年前の歌とは思えないほど、現代でも聞かれています。
強く儚い者たちの良い口コミ
強く儚い者たちの良い口コミをまとめました。
・叙情的な歌詞とコッコさんの切なく透明感のある声が重なって、独自の世界だなぁとつくづく思わされます。
・この曲を聞くと懐かしい懐かしい青春時代にタイムスリップします。
・初め聴いた時の衝撃が全く色褪せない。十何年経っても…。
強く儚い者たちのコメントを見るとやはり歌詞が特徴があるという意見が挙がってましたが、独特な感じが好きという声がありました。
また、歌詞もそうですが、メロディーラインがとてもきれいですので、曲としての完成度が高い楽曲として評価されています。
曲が発売されて25年経ちましたが、強く儚い者たちを聴くと当時のことを思い出す人もいるみたいですね。
最近始めた聴いた人には、衝撃的な感じだったようですが、共感するという気持ちはどの世代も同じようです。
他にもたくさんあった良いコメントを紹介します。
・親子で好きな曲です。
・Coccoの世界観が好き。
Coccoの世界観が好きでこの曲を今でも聴いている人はいるみたいです。
強く儚い者たちはどんな人に向いている?
強く儚い者たちがどんな人に向いているかまとめました。
・繊細な曲を聴きたい方
・少し前の女性シンガーの曲を探している方
・大人の恋愛ソングを聴きたい方
女性にとても支持されている楽曲ですが、聴く方の気持ちや精神状態によって曲の顔が変わる不思議な歌です。